こんにちは、まんぼうです。
ここ最近二次試験のプレゼンテーション試験に関する過去問解説の記事を挙げていますが、
ここで一度、どのように対策すべきかをまとめたいと思います。
参考書類
過去問
過去問題集も様々な会社が出していますが、私はこれを使っていました。
解説なども分かりやすく傾向なども分析されており、大変使いやすかったです。
問題集
過去問を解く前に、図面を書きなれていない方はこちらを使うといいと思います。
私も使いましたが、図面の基本が分かりやすくまとめてあり学びやすいです。
予想問題集
私は予想問題集は一切使用しませんでしたが、時間があってもっと多くの演習をしたいという方にお勧めです。
ただし過去問を完璧に理解した状態でないと、やっても無駄になると思います。
作図のために使った道具
二次試験では様々なものの持ち込みが可能になり、それらを持ち込まないと回答が難しい問題が出題されます。
なので前もって、準備しておきましょう。
まぁ過去問などを解いているときに必要になるので、ここでいうまでもないかもしれませんが、私が使っていたお勧めのものを紹介しておきます。
定規類
まず定規や物差し類です。
どれも絶対に必要なものです。
大きすぎず小さすぎないちょうどよい大きさのものが必要ですが、上のものはどれもそれに該当します。
ただ似たようなものはたくさんあるので個人で調べて気に入ったものを使えばよいと思います。
ペン類
定規類とはまた別の作図道具です。
私は最初はこの0.3㎜のクルトガで描き、清書で0.5㎜のペンを使っていました。
最初は細く薄く描いた方が後々修正できるため、こういった細いペンを使うのはおすすめです。
また次の二つは、消すためのものです。
字消し版は細かい部分を消すのに重宝しますが、私はその他にホルダー型の消しゴムも重宝していました。
なぜかというと字消し版を使うのが面倒だったからです(笑)
ちょっとした部分ならこの消しゴムを使っていました。
時間の短縮のためにもおススメです。
着彩用
これは何度か紹介していますが、色鉛筆です。
持ち込める色は12色でこれは36色入っています。
つまり36色の中から12色を選べるため裁量の幅が広がります。
個人的に使っていて着色にも特に不満もなくコスパがよい商品だと思います。
解く際の要点
このプレゼンテーション試験は自分で考える部分はほとんどありません。
何故なら条件が細かく与えられているからです。
この試験で最も重要なのは、きれいな図面を描くことではなく、条件に応じたプランを提供することです。
その条件に沿うようにプランニングをして素早く図面を描くことがポイントです。
なので
条件をまとめる→ 簡単にプランニング → 図面を描く → 着彩
といった順番で解くとよいです。
着彩
以前他の記事で書きましたが、まずは私が持ち込んでいた色を紹介しようと思います。
茶色系は複数本持ち込むことをお勧めします。
フローリングなど大面積を占めるものの他、家具などでも多用します。
そのときにすべて同じ茶色だと、単調な図面になってしまうため、物によって使い分けが必要です。
それから灰色と黒も持ち込んだ方がよいです。
灰色は石材や壁で使えますし、黒も家具で使えます。
黄色は照明で使うので、一本で大丈夫ですが絶対に必要です。
緑もインテリアグリーンを求められることは多いので必須です。
ちなみに緑系を私は三本持ち込んでいましたが、今考えると二本くらいでよかったんじゃないかな…?とも思います。
それからそれらを12から引いたときに二本余ったので、アクセントカラーとして、赤と青を一本ずつ持っていきました。
私はこんな感じの内訳でしたが、自分が過去問を解いたうえで必要だと思うものを持ち込めばよいです。
次に着彩の話ですが、とにかくスピディーにすることがポイントです。
二次試験は時間との勝負でもあります。
なので時間を短縮できるところはできるだけ短縮しなくてはなりません。
着彩はまさにその短縮できるところです。
私はこの家具はこの色、といったように何を何色で塗るかというのをあらかじめ決めていました。
こうすることで着彩の時に、迷うことなくどんどん進めていくことができました。
材料の選定
図面を描く際に、何の材料でどのような仕上げをしているかを求めれらます。
これもまた、悩んでいると時間の無駄です。
私はあらかじめ、これはこの材料のこの仕上げ!というようにあらかじめ一対一対応で決めていました。
例えばテーブルは、タモ材のステイン着色、というように。
邪道かもしれませんが、試験に受かることを目的に据えている場合、やっておいた方がよいと思います。
勉強法
まずは上で紹介した基礎的な問題集をやった上で過去問を解くとよいです。
自分で解く際は、きちんと時間を測り、どれくらい時間がかかるのか、論文との時間配分はどうなのか、
を調べた上で、時間が足りないのであれば時間の短縮技を模索します。
それから問題を解いた後に、模範解答をトレースするのもよい練習になります。
ただ模範解答は、時間が無制限にあるという前提で描いてあるものなので、それほど完璧に描く必要はないということは頭に入れておいた方がよいと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
書いているうちに2000文字を超える中々重量級の記事になってしまいました(笑)
プレゼンテーション試験自体は難しくありませんが、時間が短く足りなくなることもあると思います。
なのでとにかく時間配分に気を付けてください。
次回はまたいつかの過去問の解説でもしようと思います。
それか論文に関する記事でも書きます。
それではまたー、