こんにちは、まんぼうです。
前回は白熱灯について書きました。
まだ読んでない方はそちらもどうぞ → 白熱灯の種類や特徴について
今回は蛍光灯についてその種類や特徴について書いていきたいと思います。
はじめに
エジソンが白熱灯を実用にこじつけたのは1880年頃でそれからおよそ50年後の1930年頃に蛍光灯は発明されました。
厳密にいうと発光原理などは白熱灯が実用化されたよりも前のようですが、実用化までは、白熱灯が実用化されてからおよそ50年がかかりました。
発光原理は詳しく説明すると長くなりますので割愛しますが、
放電により電子が発生
→ それが管内の水銀の原子と衝突し紫外線が発生
→ その紫外線が蛍光物質に当たり発光
といった感じになっています。
そんな蛍光灯は近年LEDに代替されそうになっていますが、それでも様々な場所で使われています。
私の家でも使われていますし、今この記事を書いている大学の図書館でも使われています。
この記事を読んでいる方の周りにも様々な場所で使われていると思います。
今回はそんな蛍光灯について書いていきたいと思います。
蛍光灯の特徴
蛍光灯は白熱灯に比べて発光効率が良いという特徴があります。
これが蛍光灯が普及した一番の要因です。
また、光源としては色温度が高く白っぽい光を放ちます。
ただ、白熱灯に比べると演色性が低いというデメリットもあります。
ただ、メリットとデメリットを比較すると私だったら白熱灯は使わず蛍光灯を使うかな…と思います。
ただ、レストランなどでは食事をおいしく見せるために白熱灯を使うというのも選択肢としては現実的なのかな、と思います。
蛍光灯の種類
一言で蛍光灯と言ってもその中では様々な種類があります。
その種類で分けようとしてもその分類も形状や、点灯方式など様々な分類が可能です。
そのため、今回の記事では点灯方式での分類で説明していきたいと思います。
スターター式
スターター式と言ってもこの中にも分類があり、グロースタート式、手動スタート式、電子スタート式などがあります。
グロースタート式
少し古い蛍光灯を使ったことがある方なら分かると思いますが、蛍光灯の側に小さな豆電球の様なものが付いているのを見たことはありませんか?
上の二枚目の画像がそうです。
あれはグロースタータ、というもので点灯管という役割をするものです。
一言でいうと閉回路を作る役割をするものです。
かつては最も普及した型なのでちょっと古い蛍光灯を見るとついていることが多いと思います。
おばあちゃんの家の照明などを見てみるとこの型のものが見つかるかもしれません。
手動スタート方式
グロースタート式ではグロースタータが閉回路を作る役割を担っていましたが、手動スタート式はスイッチを長押しすることでフィラメントを予熱するようです。
私はこの方式のものは知りませんし、多分見たこともないと思います…
電子スタート方式
これはグロースタート方式でのグロースタータの代わりに電子点灯管、電子点灯回路を使用したものだそうです。
この方式のことも知らないので、あまり詳しく書けないです…
ラピッドスタート方式
ラピッドとは英語で速い、という意味ですね。
その名の通りすぐに点灯する蛍光灯です。
しかし、すぐに点灯するために安定機というものが大きくある必要があり、それをラピッド安定機と言います。
オフィスや学校などで広く使われていますが、現在は次のインバーター式に移行されるケースが多いようです。
インバーター式(高周波点灯方式)
インバーター方式は近年では最も主流となっている点灯方式です。
先に他の方式と比較したときのメリットを挙げておくと、
点灯するまでに時間がかからない、
同じ電力でも他の形式より明るい、
段階的に明るさの調節ができる、
などがあります。
蛍光灯にリモコンなどがついている場合はこの方式だと思います。
まとめ
いかがでしょうか、
蛍光灯とは言っても様々な種類があることが分かると思います。
その場その場にあった照明を使えたら暮らしがよりよくなると思います。
それではまた、
多分次回はLEDについて書くと思います。