こんにちは、まんぼうです。
皆さんは家でどのような照明器具を使っていますか?
白熱灯を使用している方は少ないかもしれません。
あるいは、部分的にインテリアのアクセントとして使っているという方もいるかもしれません。
ただ、一言で白熱灯と言っても、様々な種類があることはご存知でしょうか?
今回はそんな白熱灯について書いていきたいと思います。
はじめに
白熱灯とはフィラメントと呼ばれる部分を高温に熱することで光を放つランプです。(上の画像参照)
ちなみに白熱灯は白熱ランプとも言います。
トーマス・エジソンの代表的な発明ともされていますが、実際に初めて発明したのはエジソンではなくジョゼフ・スワンという方です。
ただ、それを実用のレベルまでに押し上げたのがエジソンであるため、一般にはエジソンの功績を称える声が大きいみたいです。
これもまた余談ですが、エジソンが発明した当時、フィラメントと呼ばれる部分は日本の竹が使われていました。
白熱灯の特徴
白熱灯は色温度が低く、温かみのある光が特徴です。
それと、あまり突っ込むと難しい話になるので割愛しますが、直流、交流どちらでも対応でき、周波数も問わないと、電源に関しては様々な形態に対応できます。
一方、短所として真っ先に上げられる特徴として、
白熱灯は発光効率が悪く、省エネを推進している昨今では生産が中止されるなどもしています。
また、フィラメントを高温に熱し発行するため、熱を帯びやすいという特徴もあります。
これは一般的に短所として捉えられますが、個人的に寒い時に勉強する際にこの白熱灯で暖まったこともあり、そういった思い出補正も働き、嫌いではないです(笑)
白熱灯の種類
一言で白熱灯とは言っても様々な種類があります。
また、種類で分けようとしても、用途や、封入されている気体、ソケットなど様々な分類が可能です。
今回の記事では封入されている気体によって場合分けしようと思います。
アルゴンガス
アルゴンガスとは高校で化学を勉強したことがある方なら分かると思いますが、希ガスと呼ばれる気体です。
このアルゴンの特徴としては、希ガスであるため不活性で、他の気体などと反応しないことが挙げられます。
これについては説明もできますが割愛します、面倒なので。
ちなみにですが、このアルゴンという期待は地球上にある気体の中で窒素と酸素に次いで、三番目に多く含まれる気体です。(水蒸気を除く)
なので、他にも食品の酸化防止のためなどにも用いられます。
少し脱線しましたが、なぜアルゴンが封入されるかというと、先述したように白熱灯は熱を帯びます。
そのため封入される気体が例えば酸素などだと、フィラメントが酸化し発光しなくなります。
なので不活性なアルゴンガスが用いられるのです。
ちなみにですが、100%アルゴンなのではなく、窒素も封入されており、また他の希ガスであるキセノンなどが含まれることもあるようです。(キセノンが含まれる場合別の分類になるようですが基本的に考え方は同じなためここでは割愛します。)
クリプトンガス
先に上げたアルゴンガスが封入されている場合が大多数ですが、まれにクリプトンガス、というものが封入されている場合もあります。
クリプトン球といいます。
特徴としてはアルゴンガスよりも熱伝導率が低く、寿命がアルゴンガスよりも長いことです。
また小型化が可能なため小型化したものをミニクリプトン球とも言うようです。
何故クリプトンが封入されるかというのは、アルゴンガスと同様で不活性だからです。
ハロゲンガス
これは前の二つとは少し違います。
ハロゲンガスで充満されているわけではなく、ハロゲンガスが少量含まれているランプのことです。
そのようなランプをハロゲンランプと言います。
こうすることで、色温度が高くなり白っぽい光になります。
ちなみに若干金額が高くなるようです。
まとめ
いかがでしょうか、
ひとことで白熱灯と言っても様々な種類があることが分かったと思います。
ちなみにですが、今回挙げた例は、アルゴンランプ=白熱灯として、その他はまた別のものととらえられることもあるようです。
次回は、この続きで蛍光灯についても書きたいと思います。
それではまた。