こんにちは、まんぼうです。
前回の記事では照明に関する指標について書きました。
しかし、よくよく考えたら照度や輝度などの指標について書くのが先でした…。
なので、今回はその照度や輝度などの指標について書いていきたいと思います。
本当はここで前回へのリンクを張りたいのですが、最後に貼ることにします。
はじめに
光とは何だと思いますか?
物凄く身近なものですが、考えてみるとよく分からないと思います。
答えは電磁波の一種です。
電磁波の中でも私たちが日常目にしているものは波長が380nm~780nmの可視光線といわれる範囲の光です。
ちなみに、380nmより短い波長は紫外線、780nmより長い波長は赤外線といいます。
どちらも聞いたことはあると思いますが見たことはないはずです。
今回は、可視光線内での光の指標について書いていきたいと思います。
指標
光束(lm)
光束とは単位時間に流れる光のエネルギー量のことです。
ある面を通過する光の明るさを表す物理量です。
単位はlm(ルーメン)です。
光度(cd)
光度とは単位時間に発せられる光のエネルギー量のことです。
光源の明るさを表す物理量です。
前述した光束を光源を中心とする立体角で微分することで求めることができます。
単位はcd(カンデラ)です。
光度と光束の関係は以下の図のような感じです。
照度(lx)
単位面積当たりの入射光束の量を照度といいます。
物体の表面を照らす光の明るさを表す物理量のことです。
どれだけ机が照らされているかなどの指標はこの照度を利用しています
輝度(cd/㎡)
光源そのものや反射などをしてその単位面積当たりの光度を示したもの。
ある面での明るさの度合いを示す物理量です。
単位はcd/㎡。
単位を見ればわかると思いますが、光度を面積で割ることで算出できます。
ただし、その際の面積は実際の面積ではなく視点方向からの見掛け上の面積を用います。
人が眩しさを感じたりするのと相関があるのはこの輝度という指標です。
まとめ
いかがでしょうか、
一応まとめてみましたが、定義をいうだけで大体説明できてしまうので、こういう記事は書くのが難しいですね…
ちなみに、照度や輝度はスマホのアプリなどで計測できるものがあるので、もし自分がいる空間で気になる空間があったら測ってみるといいと思います。
次回以降は、前回の記事と今回の記事を踏まえたうえでこれから照明などに関する記事を書いていきたいと思いますー。
前回の記事 → 照明を考える時に出てくる指標について
それではまた。