こんにちは、まんぼうです。
最近コルクタイルという床材が人気なことをご存知でしょうか。
その名の通りコルクでできたタイルです。今回はコルクの特徴などを踏まえながら説明していきたいと思います。
コルク(蘭: kurk、英: cork)は、コルクガシの樹皮のコルク組織を剥離して加工した、弾力性に富む素材の総称である。空気をよく含み、軟らかいため、中国語では「軟木」 (ruǎnmù) と呼ばれる。
コルクといえばワインなどの栓のイメージが最も強いと思います。
それで触ったことがある方も多いと思いますが、コルクはとても柔らかいです。
それに、ワインなどの栓になっていることから水分をほとんど通さない、ということも分かります。
また、ほかにもコルクの特徴としては、
多孔質で弾力性に富む。
通気性がわずかにあり、保温性がある。
などが挙げられます。
では、なぜこのようなコルクを基にしたコルクタイルが人気なのでしょうか
理由を挙げていきます。
衝撃を和らげる
先に挙げた様にコルクは柔らかいため衝撃を和らげる効果があります。
これを床に使った際は、例えばソファから転げ落ちても痛くなかったり、
床でゴロゴロとリラックスタイムを過ごすこともできます(笑)
また、何か物を落としても、割れ物が割れない可能性も高まるほか、音が下にあまり響かないという利点もあります。
子供や高齢者が怪我をする可能性も低く、安全性が高い材料とも言えます。
床が柔らかいというだけでこれだけのメリットがあります。
暖かい
先述した通り、コルクには保温性があります。
なので、冬場に床が冷たくて歩きたくない…と言うことが起こりません。
さらに床暖房と組み合わせて使うと、足下はポカポカです。
また別の視点から考えると、普通の木のフローリングでは、床暖房の熱によって材がひび割れや、反りを起こしますが、
コルクはそう言ったものが発生しにくいため、維持管理にも手間があまりかかりません。
ついでに以前床暖房についての記事も書いたのでそちらもどうぞ
環境にやさしい
コルクはそもそもコルクガシの樹皮の表面を剥離して加工したものなので、自然材料です。
さらに、コルクガシの寿命は150~200年でその間、樹皮をはがしても再生していきます。
再生するのにはおよそ9年が必要のようですが、寿命と合わせて考えると、一本の木でおよそ15~18回採取できるようです。
そのため枯渇しにくく、資源保護という観点からも高い評価を得ているようです。
まとめ
他にも、耐火、耐水性に優れていたり、防虫、低アレルギー性で幼児にも優しく、表面加工をすることで摩耗にも強い材料になります。
いかがでしょうか、
いかにコルクという材料が魅力的で、コルクタイルにすることで得られるメリットを少しでも感じていただければ幸いです。
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