前回の続きー、
前回は一次試験の対策法をつらつらと書きましたが今回は二次試験について書こうと思います。
前回も書いた通り、二次試験は論文と図面の試験です。
一次試験は暗記さえすればどうにでもなりますが二次試験はそうはいきません。とは言ってもきっちり対策すれば大して難しくもないです。
では、今回は
- 一次試験が終わった後
- 二次試験対策で使った参考書や、色鉛筆など
- 二次試験のための勉強法
について書いていこうと思います。
1、一次試験が終わった後
一次試験が終わり、その一か月後くらいにその結果発表、さらにその一か月後に二次試験、という様なスケジュールだったと思います。
一次試験が終わった後、受かってるか分からないから何もしないというのはあまりにももったいないです。
そこで使えるのが一次試験を終わった後にいくつかの企業がやっている、合格判定サービスです。
大学受験をしてセンター試験を受けたことがある方なら、似たようなものを受けたことがあると思います。
この資格試験でもそれと同様のものがあるので、問題用紙に自分の答えを書き写しておき、そのサービスを使ってできるだけ早く合格か否かを把握することが大切です。
そして、受かっていそうならその時点で二次試験の勉強を始めたほうがいいでしょう。
2、二次試験対策で使った参考書類
私が使っていたテキストの最新版です。
それと、二次試験には色鉛筆が必要なのでこれを使いました↓
持ち込む色は過去問を解いているうちにこの色が必要だとか、この色は必要ないとか分かってくると思います。
私は緑系と茶色系は複数本持ち込んだ覚えがあります。あとは黄色も必須です。
製図には三角定規や三角スケールや字消し板などが必要ですが、僕は大学で建築を勉強しているため元々持っていたのでそれを使いました、参考までに↓
三角定規は大きすぎず小さすぎず、自分が使いやすい大きさを使うのがいいと思います。
直定規と円定規、それとコンパスは正直何でもいいと思います。
もし家にあるのであればそれを使えばいいと思います。
字消し板(画像の銀色のやつ)は僕は三枚持っていましたが、一枚自分が使いやすいのがあれば十分です。
使ったことがない人は要らないんじゃないかと思うかもしれませんが、細かい部分を消すのに重宝するので絶対にあったほうがいいです。
三角スケールは絶対に必要なのは1:50で、時折1:20や1:30などが必要になりますが1:200や1:300があれば10倍すればいいのでそのどちらかがあれば大丈夫です。
その他に個人的におすすめなのは0.3㎜のクルトガです。
製図は最初から太いペンを使うと見づらくなるので、最初は細いもので書いた方がいいです。
そこで僕は0.3㎜のクルトガを使っていました。
その他に使ったのは100円くらいで買えるシャーペンです。
製図ペンなどにこだわりはなかったので…。
3、二次試験のための勉強法
勉強法、とは言っても基本的に過去問を何度も解いただけです。
過去問を解くときには一次試験の時に使った参考書も使い、忘れているようなところがあればその都度確認するようにしていました。
論文試験は、まずは論文の書き方を勉強した後に過去問を解き、模範解答を読んで自分なりに添削。
あとは自分で問題を予想して書いてみたりということをしました。
図面の方は、確実に出る平面図とその着色に重きを置いて、着色の基本などを学び、
その他の断面図、立面図、アイソメ、パース、などはどれが出ても困らない程度に練習しました。
また、過去問二周目以降は、問題を見てきっちりと論文や図面を書くのではなく頭の中でざっくりとイメージを膨らませたり、
あるいはスケッチのような感じで定規などは使わずに書いて、模範解答を見るという様な事をしていました。
こうすることで短時間で何度も演習をしていました。
とはいえ、図面などを全く書いたことがない人がこれをやるのはあまりお勧めできません。
特に最初の打ちは書いた図面の数が物をいう気がします。
なので、そういう人は最初は模範解答を丸写しでもいいのでとにかく書いてみることが大切だと思います。(トレースといいます)
ざっと書いてみましたがいかがだったでしょうか、少しでも参考になれば幸いです。
また、何か質問などがあればご自由にコメントしてください。